長い間、神理は人間の心に触れることなく智と意の人生に変わり、情である心の在り方が、それへの教えが、遠いものになってしまったのである。
☆その為に動物的な自己保存思想の社会、部室経済、コンピューターの奴隷に人間はなりつつある
☆大自然の熱、光のエネルギーを始めとして生活出来る一切の環境を自然は提供している。
☆このことに私たちは感謝する心を忘れてはならない。
そうした心が、人類の調和、相互信頼、協力に繋がっていくのである。
☆しかしやがて人間は、自己保存的になり、平穏な環境を自ら破っていく。心を失った思想的集団となり、心の安らぎを失っていくのである。
心を失ってしまった人間は哀れである。
☆私たちは自分の心を早く取り戻し、物質経済から解放されることが第一である。
☆己に足る事を知れば、自らの心は広くこだわりがなくなり、あらゆる面に恵まれた環境が完成されていく。
☆足る事を知らぬ人間は、ただ日夜あくせくと物にとらわれ、心の安まる時がない、やがて体も不調となり、周囲の人とも調和することなく、淋しい人生を送るようになる。
☆自己中心の愚かさを悟り、人間は一人でないと考えたとき、人は安らぎのある調和された者に変わり得るということである。そして嘘のない生活が確立される。自分自身が自然の真理に適したものであれば、心は神の光に覆われていく。
一人の小さな存在の心の調和が、家庭に幸福を呼び、更に隣近所に、やがては国家の調和に波及し、和の集団は世界人類の心に闘争と破壊の愚かさを悟らせいく、ということである。
☆人類の精神的、肉体的経済的な三要素を調和させる為の想念と行為の実践を計るであろう。
※不調和の原因とは
☆自分の欲望、満たされない為に起きていることが解る。人より偉くなりたい、良い着物を着たい、旨いものを食べたい、環境一切の整った家に住みたい、子供を名門校へ入れたい、教え上げればきりがない欲望の泥沼。
足る事を悟っているならば自制が生まれ来るのだが、逆を行く人が非常に多いのである。
☆その結果、それらは欲望の奴隷になって安らぎの生活を得る事が出来なくなるのだ。
☆物欲が出れば、平穏な生活おろか、己を亡ぼす場合もある。人間は偽りのない生活の中にこそ正しい心の芽が出て、足る事を知り安らぎの人生を送る事が出来るのである。
☆虚栄や欲望に溺れてはならないのである。
☆与えられた環境の中で、勤勉に努力して生きて行けば心の不安も消え安らぎの環境を作り出していけるのである。
☆感謝の心がお互いの報恩行為となって、心の調和に繋がっていくのである。
☆社会現象の外面にとらわれることなく、内面の心を中心とした調和こそ神の意であり、神理に適した人間実践生活以外にないということを私達は発見するであろう。
☆ 人類は皆兄弟であり 地球上においては同期生なのである 。
☆ 皮膚の色や民族の種類は、それぞれの環境に適した肉体船であって、 その支配者である意識すなわち魂は少しも変わっていない、同じ人間であり、兄弟なのである。
☆ 太陽は 熱 光は皆平等 お互いを尊重し合う心が基本である、調和である。美である。花である。女性であり男性はその環境を創り地球を守るのが役割である。
ありがとうございます サロンドセピア 小川 力也